青二才のくせに生意気だ。

23歳の青二才が体験したことや、考えたことをアウトプットするためのブログです!

青二才映画評No.1「スタンド・バイ・ミー」

どうも!

 

久しぶりの投稿です。

投稿自体は久しぶりなのですが、小説やら映画やらを見る度、感想を書きためていました。

それをブログの記事にしてしまおうと安直に考えた記事がこちらの記事になります。

 

しかも、タイトルが「青二才映画評」

 

またまた安直なネーミングです。

現在、大活躍中の田中泰延さんのような映画評は書けないですが、精一杯書かせていただきますので、興味ある方は見ていってください。

よろしくお願い致します!

 

田中さんを知らない方は、こちらをどうぞ!

 

keitport.hatenablog.com

 

 

テーマ:有名すぎる主題歌と映画「スタンド・バイ・ミー」を今更フリースタイルで映画評論した。

 

 

 

あらすじ

1959年オレゴンの小さな町。 
文学少年ゴーディをはじめとする12才の仲良し4人組は、行方不明になった少年が列車に轢かれて野ざらしになっているという情報を手にする。 
死体を発見すれば一躍ヒーローになれる! 
4人は不安と興奮を胸に未知への旅に出る。 
たった2日間のこの冒険が、少年たちの心に忘れえぬ思い出を残した・・・・・・。 

Amazonのあらすじがわかりやすいので、引用させていただきました。

 

映画の見所

 

見てない方も楽しめるように補足しますと、この物語はゴーディとクリスの物語です。

4人が表紙に写っていますが、ストーリー上の主役はゴーディとクリスです。

終始ゴーディ目線で話は進められていき、ゴーディが所属する4人グループのリーダーがクリスです。

 

このゴーディとクリスを含めた4人は、いつもの秘密基地で集まっている場面から物語がスタートします。

 

4人は行方不明の死体を見つけ、ヒーローになるために歩きで2日間歩き続けて、やっと着くような遠い場所に冒険へ出かけます。

その道中を描いたのがこの映画です。

この映画に詰まっているのは、少年たちの成長である。

 

しかし、この物語を通して、全員が変わった訳ではない。

ゴーディとクリスが変わったのだ。その変わった過程こそがこの映画の見所である。

旅の本当の価値は、目的地よりも過程にある。

 

ストーリー解説&評論(ネタバレあり)

 

偉大だった兄が亡くなったことで、家族の中に居場所がなくなったゴーディは、この旅を通して、クリスと悲しさや辛さを共有する。
クリスも同じく、兄の影響で悪さに手を染め、学校でも犯人に決めつけられて、居場所がない。
その苦しさをゴーディと共有し、昇華していく。
この旅をきっかけで、この街の小ささを知り、クリスが街を出るきっかけになった。
それまでは、周りからの自分も悪さしかできないという色眼鏡を受け入れ、自分自身でも自分の壁を設定していた。
不良というのは、皆そうなのかもしれない。
自分に自信がないから、社会の中で活躍する将来図がイメージできない。
だから、単純にみんながやらない悪事の方に染めて生きようと考えてしまうのではないか。
周りも色眼鏡で見るし、自分でも周りが設定した限界を無意識のうちに受け入れてしまう。
自分に自信がないのだ。
 
でも、クリスは違う。この旅をきっかけに町のちっぽけさ。周囲のくだらなさに気づき、ゴーディと一緒に進学クラスに入るという選択肢を知ることができた。
ゴーディも同じだ。兄といつも比較されて、自分に自信がなかった。小説も親にバカにされ、将来図を描けなかった。でも、クリスに褒められ、小説家という選択肢を教えてもらった。
 
 
匿名での通報だし、この4人は何も得ていないように見える。
でも、この旅を通し、将来の選択肢を考えることができた。
 

人生を変えた行動

 
ではなぜ、テディとバーンはそのままの人生を歩んだのか。
危機から逃げたからである。
地元の不良グループの頂点であり、リーダーのエースと対峙した時に、逃げなかったのはゴーディとクリスだけだ。
他の2人は逃げてしまった。
 
街でエースに会ったときは、帽子を取られてしまったが、そのまま大した抵抗もせずにゴーディとクリスは逃げてしまった。
その町で一番の悪という権力に屈した。
でも、2回目は逃げなかった。
ここで逃げたら、一生逃げ続けると思ったのかもしれない。
他の二人は、ここぞという場面で逃げ出した。
そこで逃げなかったかどうかで人生は変わるのだ。
凶悪なエース達に立ち向かい、勝利を得た経験が人生を変えた。
だから、死体発見を自分たちの手柄にする必要もない。
旅を通して、大切な自信と選択肢を手に入れたのだから。
 
その後、二人は会わなくてもそれも運命だ。
出会うべき時に出会い、運命を変えた。
この事実だけで十分なのである。
本来、人は孤独なのである。
だからこそ、人は孤独を怖がり、人と交わりたくなる。
その本来の姿を歌ったのが、主題歌。
人は出会うべき時に出会えれば、それで十分なのだ。
人は変わるし、環境も変わる。その変わる瞬間に友がいてくれた運命。
その運命に感謝し、次に進む。
それがこの映画の言いたかったことなのではないか。
 
 

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まとめ

僕は、映画大好きな人に比べてそんなに映画見ないし、映画評論なども見ないので、これが正しい書き方なのか分かりません。

でも、分からないなりに、この映画を感じたことを書きました。

こんな感想が誰かの役に経てば、幸いです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

いい映画は、色んな刺激をくれて面白いです。

 

最後にこの映画を見て考えた「To do」晒しておきます。

 

To do

・ここぞという時に逃げない
・そのための準備をしておく
・不良を色眼鏡で見ない
・目的と対象を取り違えない
・古典を見てみる
 
今日も覗きにきてくれてありがとうございます。
冒険は大人になってもしてみたいものですね。