学生こそ読んでほしいビジネス書「人生の勝算」
どうも!
今日は、先日発売された「人生の勝算」についての書評書かせていただきます。
少しずつ内容を紹介していきますので、購入を検討されている方の参考になればと思います。
購入した経緯
「Newspicksアカデミア」が生み出す作品ということで、発売前から話題になっていた書籍「人生の勝算」
自分が尊敬している方々が買うと言われていたので、僕もすぐ購入を決意しました。
前田さんの本は買わせていただきます。
— たっけ💐🤗🔥 (@takeee814) 2017年6月19日
前田 裕二 の 人生の勝算 を Amazon でチェック! https://t.co/nFH3skF3tx @さんから
Showroom前田さんの「人生の勝算」読むぞー!
— 桑原一貴(休学マン) (@ovo1ovo1ovo) 2017年6月24日
最初に驚いた前田さんの人生の濃さ
早速kindleで買って、読みました。
まず、驚いたことは、内容の濃さ。
どんだけ人生を濃く生きてきたのだろうと驚くばかりの前田さんの人生。
8歳で両親を亡くし、そこから自分でギター弾き語りでお金を稼いだという事実。
これにまず驚きました。小学生の時は、両親がいて当たり前。両親に育ててもらっていることが当たり前で生きてました。
でも、前田さんは違いました。
小学生時代から、こんな風にお金を稼ごうと思い、行動する前田さんにのっけから驚きました。
小学生時代のお金の稼ぎ方
それだけではありません。
お金を稼ぐために、戦略を考えていたということ。
そこで僕は、戦略を練り直すことにしました。具体的には、まず、歌う曲を、オリジナル曲からカバー曲に切り替えました。 この裏側で立てていた仮説は、「未知より既知」です。つまり、音楽という分野においては、人は、新しく触れる未知のコンテンツではなく、「どこかで聞いたことのある」、既知のコンテンツにこそ琴線を揺さぶられるのではないか、という発想です。
小学生の頃から、仮説を立てて行動していくこのエピソードに驚くと共に、末恐ろしさを感じました。
僕の小学生の頃なんかは、ただ毎週楽しくサッカーしていただけでした。前田さんの人生の濃さえげつないです。。。
そうやって、前田さんは仮説を立てて、行動した結果お金を稼ぐために必要なことに気付きます。
試行錯誤の中でわかった最も重要なことは、「濃い常連客」を作ることでした。そのためには、大きく分けて、三つのステップがあると最終的に気付きました。
この3つのステップは、本を読んでみてください!
濃い常連客を作るための、絆を作るための心構えも教えてくれました。
駅前に出ると、つい、「私の演奏を聴いてください」という、供給側の論理に立った一方通行なスタイルを取りがちですが、それでは「モノ(演奏)対ヒト」の関係になってしまっていて、ダメなのです。絆を醸成するには、モノを一方的にぶつけるのではなく、他者への想像力と思いやりを持って、「ヒト対ヒト」の関係性を築くことに意識を集中させねばなりません。
絆を作り、コミュニティを形成することの重要性にも言及されています。
コミュニティ形成は、これから、どんな種類のビジネスにおいても、外せない鍵になると思っています。理由は二つあります。
二つの理由は、ぜひ購入して読んでみてください。
前田さん流仕事の仕方
前田さんは、仕事の量もえげつないです。
僕は、入社以来、早朝出社を続けました。 僕が会社に着くのは朝の4時半~5時頃でした。 当然電車は走っていないので、大手町にあるオフィスまで、自転車通勤でした。株式のマーケットが開くのは朝の9時。それまで4時間、資料の下調べをしたり、届いた新聞を読みこんだり、海外マーケットの情報をアップデートしたり、実務の下準備を完了させておきます。
証券マンにとって、日経新聞を読むことは「当たり前」。
その「当たり前」にどれだけエネルギーを注いで、やり続けられるか。
そこが勝負の分かれ目だと。
前田さん流就活の仕方
そんな圧倒的に仕事をこなす前田さんは、本書で就活についても触れています。
就活についても圧倒的な量をこなしていました。
就活では、「自己分析」という作業をします。自分はどんな性格か。今までどんな人生を送ってきたのか。人生で何を成し遂げたいのか。どういった仕事に就きたいのか。ひたすら自分の内面を見つめて、こういったことを考えます。大方の就活生は、自己分析の際に、ノート1冊分も書き出したら十分だと考えるでしょう。しかし、自分という人生のストーリーが、ノート1冊に収まるわけがない。 そう思って、自分は、自己分析ノートを30冊以上書きました。積み上げたら30cmぐらいあったと思います。
自己分析って就活生なら、誰でもやる基本のことですが、こんなに量をこなした就活生はいたでしょうか。
初心者の頃は、質よりも圧倒的な量。
これを心に刻みたいと思います。
要約しても、伝わらない熱量
今、前田さんが手がけるライブ配信サービス「SHOWROOM」
このサービスが日本一になるのは、そう遠くない日に来るとこの本を読んで確信しました。
しかし、この記事を読んでくれた方は、参考になったでしょうか?
でも、この記事を読んでも前田さんの本当のスゴさは、伝わらないんです。
この本を最初から最後まで読んで、やっと伝わる熱量があります。
興味持った方は、ぜひ読んでみてください。
学生にもオススメできるビジネス書
僕個人としては、若い方に読んでいただきたいです。
ビジネス書は、なかなか若い方が読んでも、スゴさを体感できずに、ただ読んだだけになってしまう場合が多い。
でも、この本は違います。
若い方にも、自信を持ってオススメできる本です。
ぜひ、学生の方もこの本を読んで、熱量を感じてみてください。
終わり。
今日のツイート
『35歳以降になって発明されたテクノロジーは自然に反するように感じて受け入れがたくなる』ってダグラスの法則みて、よく考えたら日本の平均年齢46歳なので「あっ」てなった。
— Katsuaki Sato (佐藤航陽) (@ka2aki86) 2017年6月28日
新しいサービス出たときのネット上の反応を見ても年代によって階層ができ始めてる気がするな。
今日も覗きに来てくれてありがとうございます。
ではまた明日!